投稿者 いしかわ 日時 2001 年 9 月 14 日 04:36:19: [DG-000537]
回答先: Re: うーむ 投稿者 heihachi 日時 2001 年 9 月 14 日 04:05:05
15KHzをそのまま挿せば映るには映ります｡
が､モニタ側が多くの場合15KHzという信号に対応していません｡
15KHzというのは､一般的なTVやゲーム機などの画像になります｡
解像度にしますと､640x480(インターレース表示､水平ラインを１ラインごとに飛ばして描画)､もしくは320x240くらいのものです｡
31KHzは､640x480のノンインターレース表示(480ラインをフルに描画)になります｡
通常､PC用のモニタは現在販売されているものの多くが下限周波数を31KHzとしておりまして､15KHzを入力してもそのままでは映りません｡ またインターレース表示にも対応していません｡
そこでアップスキャンコンバータというものがでてくるわけで､最初の表題のPS VGA BOXなどはこの手の製品と思われます｡
最初に書いたとおり､PSの画像は640x480のインターレース表示がメインですのでそのままモニタに入力するには解像度が足りません｡
アップスキャンコンバータもいろいろありますが､安価なものは単純に31KHzに変換しているだけで水平の解像度は上がっていないものがあります(レスで映るだけとしたのはこういう製品です)
数千円の製品はたいていこのレベルです｡
チョーきれいだねやそれより上の価格帯の汎用アップスキャンコンバータでは､インターレース画像をメモリに読み込み､前後のフレームと合成して縦方向の解像度を(見かけ上)上げるようにしているわけです｡
また仮にDCをアップスキャンコンバータをとおしてモニタに映しても､31KHz＞DC内部で15KHzインターレース＞また31KHz と変換することになるので画質がとてもよろしくないです｡
というよりも､DCは31KHz出力で見ないことには､ハードの意味が･･･インターレースはすこし､汚すぎます･･･
ぜひVGAボックスを購入して､そのシャープさ､色の美しさに感動してみてください｡(笑